ツクイヨシヒサの「必筆!仕事人」

マンガ評論家&ライターのツクイヨシヒサによるブログです。酸っぱいブドウの酸っぱさについて、主に語っていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。


ツクイヨシヒサ(有限会社アンド・エーシー)の

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映画をハシゴしてきた。



評判がいいようなので、「ゴジラ −1.0」を観に来たけど正直、何だかなぁ……。

あの陳腐なドラマパート、どうにかならなかったのかな。
監督・脚本の人間力が低すぎるのか、世界を狙うにはこのレベルのほうがいいとナメているのか。
まあ、個人的には「ゴジラにドラマパートなんていらない」派なんだけど。
作品としては「シン・ゴジラ」の圧勝だろう。

でも、ゴジラのフォルムはよかった。熱線放射の演出カッコいい。結末もそうあるべきところに落ち着いたと思う。


続いて、「ゴジラ −1.0」のリベンジをすべく、こちらも評判のいい「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」へ。ショッキングな内容だというのでビビっていたけど、まったくエグくなかった。
前にアニメでやっていた「墓場の鬼太郎」のほうが怖かった感じがする。

内容はというと、くしくも終戦直後の作品が続いたけど、こちらのほうが極めて冷静に日本の文化、日本人の性根というものが描けていると思う。さすが水木イズムを受け継いでいるだけはある。

ストーリーは詳しく書かないけど、「花天狂骨枯松心中」が卍解したら、マサルにフェイスレスがダウンロードして、「呪術廻戦」の1巻へ続く、みたいな感じでした。


「キュビスム展」に行ってきた。

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死ぬまでに10万回は声に出していいたいファーザー閣下の名言、
「建築物はちとキュビズム入りましたかな、パルドン?」
に、さらなる深みを持たせるべく、
国立西洋美術館(東京・上野)の「キュビスム展」に行ってきたよ。

正式な展示会名は、
「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展—美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」
長いね。難解そうですけど、キュビスムは「キューブ」に由来するよと理解していると、「そんなもんかなー」と思うことができます。オーモナムー。

国立西洋美術館は常設展もスゴイので、何度行っても面白いです。


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渋谷を散策した。

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ここ何年か、行くたびに形が変わっている渋谷駅。「風来のシレン」かよ。
特に最近の情報は、「呪術廻戦」のアニメでしか得ていなかったので、
気になっていた地下ライブ(合法)へ行くついでに、昼間から散策してみた。

無事に「呪術廻戦」のコラボカフェが見つかったのはよかったけど、
SHIBUYA109の8階で開催するのは本気でカンベンしてほしかった。特級不審者だった。

渋谷は一体いつまで工事するのかしら……。
銀座線、オマエどこ行ったんや!


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最近、依頼された仕事。


この前、20年ぐらい前に書いた本をたどって、
「これを書かれていたツクイヨシヒサさんでお間違えないでしょうか」
というメールが初めての編集者から届いた。

よくもまあ、僕の居場所をたどり当てたものだという思いと、
そこまでして仕事を依頼してくれるなんてありがたいなぁ
という感謝が入り混じった、不思議な気持ちになった。

たまにマンガ考察のYouTubeなどを見ていると、
論拠に僕のつくった本が出てきたりして、
「ワシの意見なんかい!」
と、ひとりでツッコむときがあるのだけど、
それはそれでちょっと嬉しかったりもする。

やっぱり本を残すというのはいいものだ。

映画「OUT」特集の鼎談記事を書いた


コミックナタリーにて、11月17日公開の映画「OUT」特集の鼎談記事を書きました。
総合格闘家の堀口恭司さんをゲストに迎え、品川ヒロシさん(監督・脚本)と、富田稔さん(スタントコーディネーター)がお話してくれました。

ヒロインの与田祐希ちゃん(乃木坂46)はいません。

男だらけで、高校生が殴ったとか蹴ったとか寝技を使ったとか、そういうことを話しました。

ヒロインの与田祐希ちゃん(乃木坂46)にも会いたかったです。

原作はヤンキーマンガですけど、やっぱり実写映画もシビレますね。

先日、コミックナタリー記者の女史が「クローズ」「WORST」を評して、
「この世にはヤンキーマンガからしか得られない栄養があることを学びました」と書かれていて、
なんて素敵な文章を記す女性なのだと感動しました。

僕もこの記事を頑張って書いたので、おヒマなら読んでよねです。


映画「OUT」総合格闘家・堀口恭司はこだわりのアクションをどう観た?
品川ヒロシ(監督・脚本)&富田稔(スタントコーディネーター)と鼎談
https://natalie.mu/comic/pp/out01
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【 ツクイヨシヒサ 】


マンガ評論家&ライター。1975年生まれ。書籍、雑誌、ムック、インターネットなどで活動。

●ツイッターはこちら↓ https://twitter.com/tukui88

●執筆・取材・講演依頼等のお問い合わせは、「ac@andac.jp」よりお願いいたします。

●著書「あだち充は世阿弥である。──秘すれば花、『タッチ』世代の恋愛論」(飛鳥新社)発売中。

  


●編著「ラストイニング 勝利の21か条 ─彩珠学院 甲子園までの軌跡─ (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)」(小学館)発売中。

  


ギャラリー
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