ツクイヨシヒサの「必筆!仕事人」

マンガ評論家&ライターのツクイヨシヒサによるブログです。酸っぱいブドウの酸っぱさについて、主に語っていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。


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トホホなニュース

最近、なんだかなーと思ったニュースを2つ。



●「取材拒否TBSが何故かJ-CASTニュースに取材」
 (『J-CASTニュース』7月12日付より)

 J-CASTニュースが掲載した「中田ヒデがモナコに移住する」という主旨の記事に対し、
 TBS『アッコにおまかせ』のスタッフが取材の電話をかけてきた、というモノ。

 TBSはかねてから同ニュースの取材に対し、
 拒否の姿勢を強硬に押し通してきた(メディアとしてその姿勢もどうかと思うが)
 という経緯があり、これが事実なら、
「自分は取材拒否するのに、相手には取材するのか!?」とのツッコミは免れない。
 


●「丸川珠代3年間も住民票未登録 選挙に出る資格なし」
 (『ゲンダイネット』7月17日付より)

 参院選に立候補した元・テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代が、
 マスコミを引き連れて期日前投票に行ったら、住民票がなくて追い返された、というモノ。

 彼女は、3年前までニューヨークに在住しており、
 その後、住民票を移動させていなかったのだという。
 もしコレが事実なら、気付かなかった=3年間無投票ということになるため、
 「オマエは行かないのに、こっちには投票しろってか!?」というツッコミは免れない。




というわけで、この2つのニュース、じつは根っこが同じなんですよね。。。

なんつーか、非常に最近の世相を象徴してる感じがしますよ。甚だアメリカ的というか。

やっぱりコレぐらいのツラの皮がなくちゃ、
厳しい現代社会は生き抜けないんでしょーねー。

オレもがんばって見習うぞーっ!
(≧∇≦ )人( ≧∇≦)キャハハ

仕事人2007の感想

前回、話題にしたので一応、感想をメモ書き。
φ(・_・”)メモメモ


・梅安と市松(竜か?)を合わせたような「経師屋の涼次」のキャラクター設定はアリ。
 ただし、松岡昌宏の演技がややテンション高過ぎ。
・逆に「からくり屋の源太」役の大倉忠義は、意外によかった。好印象。
・渡辺小五郎、キレイ過ぎ。主水のようなアクがないので、昼と夜の二面性が弱い。
・中村主水、さすがの貫禄だが、やはり年を取り過ぎた感は否めない。
 現役なのか引退した身なのか、もっとはっきりさせたほうがよかったと思う。

全体の印象としては、
・CGは慣れるまで時間がかかりそう。しかし、
 「既存の時代劇がやらないことをやる」というのが
 必殺シリーズのスタンスだから仕方ないと思うことにする。 
・渡辺小五郎は結局、何のために仕事人をやっているのかわからなかった。
 裕福なムコ養子で奉行書勤め&イケメン&夫婦仲よし。。。理由が思い付かん。
・これで主水がいなかったら、正義のイケメン軍団 VS 醜い悪人集団
 という二元論で片付いてしまうような気が。。。


でも、ま、必殺が続くというのは単純にうれしいので、今後も続いてほしいです。

もうすぐ必殺スペシャル

mondoshisu.jpeg



今週の7日(土)の放送に向けて、巷は「必殺」スペシャルの話題で持ちきりですね。

気のせいですか。そうですか。


だからと言って、話題は変えませんけど。 ...((((( ̄~ ̄;) ナニカ?



今回のスペシャルで、オレが注目したいのはズバリ2点。

1)中村主水(藤田まこと)にキッチリとした決着がつくのか。

2)渡辺小五郎(東山紀之)は主水の代役になるのか。

です。

1)は、ずっと言われてることですけどね。
そもそも中村主水っていうキャラクターは一度、
映画『必殺!主水死す』(上の写真)で死んでるわけですよ
(正確には生死不明だけど、タイトルの最後に『!?』がないので、死んだと考える)。

でもそこでは、
・主水が「闇の仕置人」としての自分の人生をどう総括していたのか。
・作り手は主水という人間の生き様をどう描きたかったのか。
ということが、イマイチはっきり表現されてなかったように思います。


「娯楽なんだからいいじゃん」という意見もあるでしょうけど、
もともと必殺シリーズは「悪を裁く極悪人」というコンセプトと、
「悪人ならば殺してもいいのか」という問いかけを二本の柱としていた部分があるので、
やはり中村主水には、なにがしかの答えを出してから消えてほしいし、
その義務もあると思うんですよね。



それがあった上で、今後の問題として 2)ですよ。

現時点でジャニーズと朝日放送の間で、どんな絵を描いているのか知りませんが、
おそらく今回のスペシャルは連ドラを意識して作られてるはず。


 藤田まことの年齢と体力を考えると中村主水主演は難しい。
 ならば奉行所勤め・ムコ養子・昼行灯というキャラクター性を踏襲した
 第二の主水を新たに作り、取って代わらせよう。
 スペシャルは、そのお披露目という位置づけだ。
 うまくいけば、ジャニーズの若手の売り出しや、
 トウの立ってきた連中を再燃させるシステムとして定着させられるかもしれない。


。。。とまあ、後のほうは多分に想像ですが、大体そんなとこでしょう。


個人的には必殺が復活するのであれば、主水退役も仕事人一新もいいと思うんですよ。
が、あまりに主水と類似した主人公ってのはどうなんでしょうね。
水戸黄門じゃないんだから。

今までの歴史から考えても、いろんな事務所のいろんな役者が、
いろんな仕事人を演ればいいと思うんですけど。


そういう意味を込めて、東山=小五郎は興味深いです。




じゃ最後に、晴らせぬ恨みをニャー。


     _
   /○\
   ||     \
   ||       \
   ||        \
   ||          \
 Λ||Λ           \
( / ⌒ヽ           \
 | |   |            \
 ∪ 亅|              \
  | | |                \
  ∪∪                  \ ∧_∧  
                     (\´∀`) 
                     (つ|⊂ )
                     (⌒)_\
                     (_)_○
                   某巨大掲示板で拾ったヨ

スパイダーマン

少し前のゲンダイネットに、
「マツケン」「ハマショー」が誰を指すかは年齢によってわかれる、
というような記事が載ってたんですよね。


        (30代以上)(30代未満) 
「マツケン」 → 松平健    松山ケンイチ
「ハマショー」→ 浜田省吾   浜田翔子


オレはバリバリ年寄り組なんですけど、
コレと似たようなことで最近「何歳まで通用するの?」と疑問なのが、
スパイダーマンなんですよね、スパイダーマン。


オレ的には、
スパイダーマン=巨大ロボ(レオパルドン)
なんですよ。


コイツ p( ̄  ̄) 知らない人のために。


spider.jpg



東映が昔、テレビ番組として作ってたヤツです。
つまり和製なんです。
ゴジラと一緒でスパイダーマンにも日本版とアメリカ版があるワケです。
で、ゴジラと一緒でスパイダーマンも、オレは日本版のほうに愛着があるワケです。

が、意外に同年代でも知らない人が多くって、
「やっぱりさ、スパイダーマンって言えばレオパルドンだよね」的なコトを言うと、
思いのほかキョトンとされるんですよ。



キョトン( ゚ ρ ゚ ) ナニ言ってんの?



ちなみに、いわゆる「戦隊モノ」に巨大ロボが出るようになったのは、
このスパイダーマンの影響なんですよ。
言ってみれば、歴史的な一作なワケですよ。


。。。なんでこんなコト、熱く語ってんですかね、オレは。
わからないけど、言いたかったんですよ。

じゃ、また! \( ̄ー ̄ サワヤカに!

グローブをあげよう!

09570f02.jpg




写真は週末、友人のところの6歳と3歳になる兄弟に
プレゼントしたグローブです。

小さな男のコにグローブをあげるという行為は、
日本人の男に生まれてよかったと思える数少ない瞬間ですな~

(* ̄∇ ̄*) ウレスイ

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【 ツクイヨシヒサ 】


マンガ評論家&ライター。1975年生まれ。書籍、雑誌、ムック、インターネットなどで活動。

●ツイッターはこちら↓ https://twitter.com/tukui88

●執筆・取材・講演依頼等のお問い合わせは、「ac@andac.jp」よりお願いいたします。

●著書「あだち充は世阿弥である。──秘すれば花、『タッチ』世代の恋愛論」(飛鳥新社)発売中。

  


●編著「ラストイニング 勝利の21か条 ─彩珠学院 甲子園までの軌跡─ (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)」(小学館)発売中。

  


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