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「アエラ」(朝日新聞出版)2015年 8/3 号にて、「進撃の巨人」特集の記事を書きました。

〝進撃の巨人現象〟に隠されたファン心理と、識者の方々の見解などをまとめた分析のほか、
巨大仏やゴジラなどを引き合いに「なぜ人は大きなものに魅入られるのか」といったコラムなどを書いています。

個人的には、〝グロテスクで残虐なバトルもの〟であるこの作品が
「なぜ10〜20代の女性たちに支持されるのか?」という疑問を常に抱えながら
各方面に取材していたのですが、早稲田大学文学部・大学院教授の高橋俊夫先生による
「解決不可能性の連鎖が物語になった作品だから」という指摘は、かなり腑に落ちました
(詳しくは記事のほうを読んでいただければと思います)。

あと、記事には書かなかったのですが、やはり高橋先生が仰ったセリフの中に
「進撃の巨人は〝現象〟にはなっても、ガンダムやエヴァのような〝世代〟は生み出さない」
というのがあって、とても印象に残りましたね。
何となく肌感としてわかるところ、あります。